【比較】プロパンガスと都市ガスの違い

プロパンガスのメリット・デメリットについて

 

記事のポイント
  • プロパンガスと都市ガスには「成分・ガス供給方法・料金システム」に違いがある
  • プロパンガスの料金は都市ガスより高い傾向にある
  • プロパンガスの料金を抑えるにはガス会社の変更がおすすめ

ご家庭内で普段使うガスは大きくプロパンガス(LPガス)都市ガスの2種類に分けられます。

よく比較される両者ですが、どのような違いや良さがあるのでしょうか。

今日はプロパンガスのメリット・デメリットと都市ガスとの違いについて解説します。

目次

プロパンガスと都市ガスの違い

プロパンガスと都市ガスの違い

まずはプロパンガスと都市ガスの違いをご紹介します。
同じガスでも両者にはいくつか違いがあるので、それも合わせて確認しておきましょう。

比較点 プロパンガス 都市ガス
成分 プロパン、ブタン メタン
供給方法 設置したガスボンベから供給 地下のガス導管から供給
料金システム 自由料金制
ガス会社が自由に販売価格を決めることができる。
規制料金(※2017年から料金自由化):
ガスの販売料金が国から決められている。
熱量 約24,000kcal 約11,000kcal

プロパンガスと都市ガスの違いの中でも特にガス料金に差があり、プロパンガスのほうが高くなりがちです。
実際にプロパンガスと都市ガスにどれほどの料金差があるのか、以下の記事で詳しく解説しています。

プロパンガス料金が高い本当の理由5つ

プロパンガスのメリットとデメリット

ここからはプロパンガスのメリットとデメリットについてお話します。
以下に見ていきましょう。

プロパンガスのメリット7つ

メリット①:熱量が高い

プロパンガスの熱量は24,000kcal / ㎥で、都市ガス(11,000kcal / ㎥)の約2.18倍の熱量を持っています。

そのため飲食店など高火力の調理が必要な場合は、プロパンガスを使用する場合が多いです。

熱量が高ければ物質に与えるエネルギーが強くなるため、その分の調理時間やお湯を沸騰させる時間が短くなります。
プロパンガスによって、時間の有効活用ができるようになることがメリットです。

メリット②:料金を交渉して安くすることができる

プロパンガス料金は各ガス会社が自由にガス料金を決めることができるため、交渉次第では料金を安くすることができます。
つまり、適正価格というものが存在しません。

もし交渉をする場合は、ある程度準備をしてから臨むことをおすすめします。
最低限として、お住まいの地域のガス料金の相場を調べ、現在のガス料金がわかる検針票などを手元に用意しておきましょう。

プロパンガス料金を交渉して安くする方法

メリット③:どこでも使える

プロパンガスは基準を満たしていればどこでも使用することができます。

お祭りでの屋台販売やキャンピングカーでガスを使いたい場合に、プロパンガスを活用することができます。

最近ではプロパンガスをレンタルしてくれる業者も増えています。
ただし、プロパンガスを提供する業者や使用する場所によっては、使用できるエリアが限られている場合があるので注意しましょう。(保安距離)

また、プロパンガスを持ち運んで使用する場合は、定められた設置基準をしっかりと遵守してください。
これはプロパンガスを安全に使用するための決まりとなっており、事故を防ぐために重要なことです。

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メリット④:災害時の復旧が早い

もし、地震などの災害が起きた場合、ガスボンベと配管、ガス器具のチェックをし、問題がなければすぐに使用可能です。
プロパンガスは都市ガスよりも早く復旧して使い始めることができます。

また、災害時に電気の供給が停止してしまった場合に、プロパンガスで使える発電機も存在します。

万が一災害が起きてもプロパンガスが使用できれば、その他の設備が復旧が遅れていても必要最低限のエネルギーを確保することができます。
地震が多い日本で今もなおプロパンガスが使われている理由には、そういったことも関係しているのかもしれません。

停電時も安心!プロパンガスで電気が作れる発電機の特徴8つ

メリット⑤:初期費用が安い

意外かもしれませんが、プロパンガスは初期費用が安いです。
しかも多くの場合、ガス会社が負担してくれるため、初期の導入コストは0円になります。

また、プロパンガス会社の無料紹介サービスではガス会社の紹介から契約手続き、使用開始までを一括でサポートしてくれるので、引っ越しの際などの面倒な手続きも不要です。
まちガスではプロパンガスの新規契約、ガス会社の切替などのご相談をお待ちしています。

メリット⑥:人体への害がない

プロパンガスの主成分であるプロパン・ブタンは人体への影響がありません。
ガスボンベ内に不純物が含まれていないか、ガス会社も検査を行うので、人体に有害な物質もほとんど含まれておりません。

ガス漏れが発生した際に鼻につくような嫌なニオイを感じたときがるかもしれませんが、それはガス漏れを起こした際に気づくことができるよう硫黄系化合物を着臭しているためです。
本来プロパンガスにはニオイがなく、着臭による人体への害もありません。

メリット⑦:安全である

プロパンガス会社は利用者が安全に使用できるよう安全性の高いシステムを導入し、事故発生を防ぐための努力をしています。

プロパンガスは突然爆発するのではないかと、危険なイメージや不安を持たれる方も多いと思いますが、地震などで万が一転倒してしまった場合でも破損することはなく、ガス供給ホースは自動的にガス放出がストップする仕組みになっています。
実際の事故発生件数も、およそ2,200万世帯の利用世帯のうち、小規模の事故は発生していますが、大きな爆発や負傷者は0人となっています。
いかに安全かご理解いただけると思います。

プロパンガスのデメリット2つ

デメリット①:都市ガスと比べて料金が高い

プロパンガスは都市ガスよりも料金が高い場合が多いです。
この原因には様々な要素が関わってきますが、多くの場合プロパンガス業界の体質的な部分が影響しています。

デメリット②:料金が変動する

プロパンガス料金は変動します。
正確には、ガス会社の都合で値上げされることが多いです。

プロパンガス料金は自由料金のため、ガス会社が自由に料金を決められるのです。
実際のところ、ガス会社が急に値上げすると言うようなことが普通に行われています。

プロパンガス会社からの料金値上げの対処法

ガス料金を抑えるためには

ガス代を抑えるためには

上述したとおり、プロパンガスは都市ガスに比べ料金が高いです。
どのようにすればプロパンガスの料金を抑えることができるのでしょうか。

それは、プロパンガス会社の切り替えです。

プロパンガスのメリットとして自由料金制であることが挙げられます。
ガス会社ごとに料金システムが異なるために、同じ地域内にも関わらず、料金が2~3倍もの差があることも珍しくありません。

プロパンガス会社を切り替えるだけで、年間7万円ほどガス料金を抑えることができます。
ガス会社切替えをご検討の方は、まちガスへお問い合わせください。
面倒な手続きは必要なしで、プロパンガスの開栓まで一貫してサポートを致します。

プロパンガス会社変更による大家さんのメリット3つ
プロパンガスの切替工事の流れ

まとめ

まちガスはお客様のプロパンガスを安いガス会社に切替えるお手伝いをします。
もちろん料金は無料です。

プロパンガスは自由料金であり、ガス会社が自由に料金を設定することができます。
そして、プロパンガス会社はお客様が自由に選べるのです。

プロパンガス料金が高いと感じている方、安いガス会社に切り替えたい方はお気軽にまちガスまでお問い合わせください。

【まちガス】
TEL : 0120-984-667(フリーダイヤル)
営業時間 : 9:00~19:00(年中無休)
※ 対象者様:戸建所有者 / 物件オーナー / 店舗 / 事務所
※ 集合住宅や賃貸の方は、必ず大家様の許可を得てお問い合わせ下さい。
※ 料金のお支払やガスの開栓閉栓は、ご契約のガス屋さんにご依頼下さい。
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