- 解約されるのを防ぐために一時的に料金の値下げを提案してくる
- 一度値下げをしても1年以内に徐々に値上げをし始める
- 消費者もまたガス会社を自由に選べる立場にある
「まちガスで料金の安いプロパンガス会社を無料で紹介して貰ったけれど、契約中のガス会社から、もっと安くするから契約を続けてほしいと言われた。」
まちガスにお問い合わせ頂いたお客様の中にはこのような場面に遭遇するケースが多々あります。
切り替えようとしているガス会社より安くするから切り替えないでほしい、と引き止めてくるのです。
「それならこのままでいいかも。」
と思う人がいるかもしれません。
しかし、ちょっと待ってください。
その話には裏があります。
目次
契約中のガス会社による料金値下げ
ガス会社としては、契約中のお客様に解約されてしまうのは困ります。
そこで、解約されないように料金を値下げしてきます。
極端な言い方をすると、
「何でもするから解約しないでほしい。」
ということです。
しかし、もしこの話に乗って契約を継続した場合、問題が生じる恐れがあります。
ガス料金は後でほぼ確実に値上げされる
契約中のガス会社の引き止めによって、新しく提案された料金でその会社のプロパンガスを使用し続けた場合、ほぼ確実かつ近い内に料金を値上げされます。
しかも、それは値下げされる前の料金より高い料金になる場合が多いです。
ガス会社は料金を値下げした分、いつかどこかで取り返そうとします。
そこで、近い内に値上げをして回収するのです。
プロパンガスは自由料金
「安くするって言ったのになんでまた値上げするの?」
そう思う方は多いと思います。
そもそも、なぜそんなことができるのでしょうか?
それは、プロパンガスは自由料金だからです。
電気や水道、都市ガスなどは公共料金です。
※都市ガスは2017年に自由化されました。
つまり、国や地方自治体が定めた料金になります。
しかし、プロパンガスは自由料金なのです。
各プロパンガス会社が自由に料金を決めることができるのです。
プロパンガス会社はお客様との契約の範囲内において、料金の値上げ、値下げを自由に行うことが出来ます。
今回、契約中のガス会社が料金の値上げによって引き止めを行いましたが、それと同時に新しい契約をさせられます。
そして、その内容を簡単に言うと、
- 値下げはしたけど、後で値上げする可能性もある
- 契約期間内の解約には高額な解約料が発生する
などと、これまで以上にお客様を縛り付けるようなものになります。
まとめ
まちガスにお問い合わせいただき、安いプロパンガス会社に切り替えようとしたにも関わらず、契約中のガス会社の引き止めによって後々トラブルになるケースがあとを絶ちません。
くれぐれも、このような罠に引っかからないように注意してください。
まちガスはお客様の味方です。
もし、切り替え途中でこのような場面に遭遇したり、心配になったらすぐにご相談ください。
まちガスは、お客様が安心してプロパンガスを安く利用できるように、お手伝いさせていただきます。