ガス温水式床暖房の仕組みとメリット・デメリット

ガス温水式床暖房の仕組みとメリット・デメリット

ガス温水式床暖房を知っていますか?

床暖房と聞くと電気式床暖房が一般的なイメージだと思う方もいるでしょう。
しかし、満足度で言えばガス温水式の床暖房がおすすめです。

今日はガス温水式床暖房の仕組みと利用する際のメリットとデメリットについてご紹介します。

【この記事のポイント】

✔ 床暖房には電気式と温水循環式の2つがあります。
✔ 床暖房は設置費用と月々のランニングコストがかかるが、基本的にメンテナンスは必要ない
✔ 床暖房を立ち上げる際に光熱費が最もかかる

ガス温水式床暖房の仕組み

ガス温水式床暖房とは、「ガス温水式」の名の通り、ガスで温めたお湯を床下にあるチューブへ流すことで床を温める仕組みです。

一度チューブを通って流れたお湯は、再度ガス給湯器に戻され、循環するようになっています。

また、床が温められることにより、ふく射熱や対流熱が発生し、空気中も暖かくなります。

設置方法

設置方法は以下の2通りがあります。

・床を剥がして床下へチューブを設置
・床の上に配管し、マットとフローリングを貼る

既存の床を剥がして配管・設置する方法と、既存の床の上に直接配管し温水マットとフローリングを敷き詰め・貼る方法があります。

ガス温水式床暖房のメリット

すぐに温まる

温めたお湯をチューブへ流すことですぐに温めることができます。

床暖房には電気式のものもありますが、それに比べて1/3ほどの短い時間で床が温まります。
6畳ほどの広さであれば50分ほどで全体が温まります。

安定したムラのない温度

お湯によって温められるため、床全体がムラ無く温まります。

また、一度温められたお湯が循環して利用されるので、一定の適度な温度が保たれます。
床暖房の上に長時間寝ていても、火傷の心配はありません。

空気もクリーンに保つ

ガス温水式床暖房は、室内に燃焼させるものがないので空気が汚れる心配もありません。
また、燃焼機器によるヤケドなどの事故も防ぐことができます。
小さなお子様がいるご家庭では安心ですね。

部屋が乾燥しにくい

暖房を使っていると、空気や肌が乾燥したり、温風が直接肌に当たることが気になる方もいると思います。

床暖房の場合は、暖房に比べ大きな気流が作られないので、皮膚からの水分をあまり奪いません。
そのため、肌やのどにもやさしいです。

それにより余計な加湿器も設置する必要がなく、部屋の中で場所を取らずに済みます。

部屋が広く使える

床暖房は暖房器具が部屋の中に設置されているわけではないので、場所を取りません。
そのため、お部屋を広く使うことができ、暖房器具を出し入れするなどの手間もかかりません。

また、暖房器具のフィルター掃除などの日々の手間もかからないので、掃除も楽になります。
小さなお子様にとっても、暖房器具に触ることによる火傷を避けることができるので、安心して使えます。

ガス温水式床暖房のデメリット

床暖房を作動させるのにガス代がかかる

ガス温水式床暖房は、温めたお湯を流して床を暖めるため、作動からお湯にするまでにガス代がかかります。

しかし、一度お湯にしてしまえば、循環で利用できるので継続利用でのガス代は作動時に比べ1/3ほど抑えることができます。

高い初期費用や手間がかかる

床暖房を設置するために、熱源機の設置が別途必要になります。
そのため、初期費用が高くなってしまいます。

熱源機にはガス瞬間式給湯器・温水ボイラー・GHP・コージェネレーションシステムなどがあります。

これらを設置するために配管なども行わなければいけないので、手間もかかります。

しかし、他の暖房器具と比べると初期費用は高く思えるかもしれませんが、ガス温水式床暖房は30年以上も長く使えることが耐用試験でも実証されています。

設置工事が必要

上述したとおり、床暖房を設置するための工事が必要になります。

床暖房を導入検討している場合は、新築やリフォームをしたときに行うことをおすすめします。

ガス温水式床暖房の費用

ガス温水式床暖房の費用

ガス温水式床暖房を利用するにも費用がかかります。
導入からランニングコストまで、どれほどかかるのかご紹介します。

設置費用

ガス温水式床暖房を設置する際の工事費用は、床暖房を設置する部屋の面積や温めるチューブの長さにより変わってきます。
平均で20~30万円ほどです。

さらにここから、床暖房の設置方法によっても金額が変わってきます。
既存の床下を一度剥がしてチューブを設置する方法と、既存の床の上にチューブを設置してその上から温水マットとフローリングを設置する方法があります。
金額で言えば後者の方法が比較的安くなりますが、構造面の変更を考慮すると前者の方がおすすめです。

ランニングコスト

ガス式床暖房なので、プロパンガスと都市ガスによってランニングコストに違いがあります。

プロパンガスの場合、8畳ほどの広さで毎月のガス代が6,000~7,000円ほどです。
都市ガスの場合は、少し安くなり4,000~5,000円ほどになります。

ただし、これは契約するガス会社によって変わってきます。
都市ガスは同じエリア内では契約する都市ガス会社がほとんど決まっているため、料金差にさほど違いは出てこないでしょう。
しかし、プロパンガスの場合は、同じエリアでも契約するガス会社によって料金が大幅に違ってくるので、都市ガス並みの料金まで下げられる可能性があります。

※都市ガスは2017年から自由化となっています。しかし、元々料金が低いためガス会社によって料金の違いはほとんどなく、価格競争もまだまだ行われていない状況です。

メンテナンス

基本的にガス温水式床暖房のメンテナンス費用は必要ありません。
ただし、お湯を作り出す熱源機は、最低でも年に1回は点検をしてください。

点検方法はガス温水式床暖房の説明書に記載されているので確認してみましょう。
もしくは、床暖房の販売メーカーへ問い合わせてみることもできます。

また、寒い地域で床暖房を使用している場合は、不凍液の交換も必要になる場合もあります。

床暖房の効率的な使い方

床暖房を使う上で、工夫次第では効率的にガス代を抑えながら利用できます。
その方法をご紹介します。

つけっぱなしで利用する

ガス温水式床暖房は設定温度を低めに設定して、24時間つけっぱなしにしておくと節約になります。

上述したとおり、ガス温水式床暖房の場合は立ち上がりにガス代がかかってしまいます。
そのため、こまめにオンオフをすると返って割高になります。

また、低めに温度設定をすることで循環させるためのガス代も節約することができます。

自動運転を活用する

自動運転で利用することもオススメします。

自動運転にすると、外気温に応じた適度な温度を熱源が察知して温度調節をしてくれるため、ガス代を無駄にすること無く節約できます。

床暖房は設定温度が低くても、体感では暖かく感じるものです。
また、温かい空気は下から上に流れる傾向があるので、床が温まると自然と空気も温められます。
少しでも温度設定を低く保ち、節約につなげましょう。

カーペットなどは薄手のものにする

床暖房は床が温まるので、カーペットやラグは薄いものに取り替えましょう。

厚手のものを敷いたままにすると、熱伝導率が低下してしまうため、余分にガス代がかかります。

まとめ

いかがでしたか?

今日はガス温水式床暖房の仕組みとメリットとデメリットについて説明しました。

ガス温水式床暖房は温度調整を低めにしながら使用することで、ランニングコストを抑えながら安全に使用することができます。
また、ガス会社によっては、ガス温水式床暖房を導入することで、ガス代を割引してくれるプロパンガス会社もあるので、ガス会社変更を検討しましょう。

まちガスではプロパンガス会社変更のお手伝いをします。
ご相談は無料です。
少しでもガス料金が高いと感じる方はお気軽にお問い合わせください。

【まちガス】
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営業時間 : 9:00~19:00(年中無休)
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