【注意】プロパンガスの開栓手順

プロパンガスの開栓手順とは?

 

記事のポイント
  • プロパンガスの開栓時は業者による作業が必要
  • 開栓当日までにプロパンガス用のガス機器をすべて準備しておく
  • 開栓による立ち会い時に1万円程度の保証金を預ける場合がある

プロパンガス(LPガス)と都市ガスでは開栓の手順が少し異なります。

今回はプロパンガスを開栓する際の手順や注意点を説明します。

目次

プロパンガス開栓の手順

1.ガス会社の手配

まず初めにプロパンガスの開栓作業の予約をします。
開栓作業の連絡は直接電話しなければならない場合が多いですが、会社によってはWEB予約を受け付けているところもあります。

ガスの使用開始手続きの際に、以下の内容が必要になりますので準備をしておきましょう。

  • 契約者の名前
  • ガスを利用する場所の住所
  • 連絡のとれる電話番号
  • ガス利用開始日
  • 立ち会い希望時間
  • 備え付けガス機器、持ち込み予定のガス機器の有無
  • ガス料金の支払い方法(クレジットカード、口座引落等)
    *ガス会社によって内容は異なります。

また、ガス開栓の当日は立ち会いが必須になります。

なお、3月・9月の引越しシーズンは予約が取りにくい可能性があるので、少なくとも1週間前には契約予定のガス会社に連絡をしましょう。

2.ガス機器の用意

開栓する際に、設置してある給湯器やガスコンロが問題なく使えるかチェックします。
そのため、使用するすべてのガス機器を開栓日までに用意する必要があります。

また、都市ガスとプロパンガスではガス機器の仕様が異なるので同じものを使い回すことができません。
都市ガスの家からプロパンガスの家に引っ越す場合は、ガス機器をすべて新しいものに取り替えるか、どうしても同じものを使いたい場合は部品の交換を行う必要があります。

プロパンガスと都市ガスの違いについて

3.立ち会い

予約した日時にガス会社の担当職員が訪問し、開栓作業と安全点検が行われます。
この作業はおおよそ20~40分で完了します。
立ち会い当日に使用予定のガス機器の点検もあるので、当日までに必ずすべての機器を用意する必要があります。

なお、この際に立ち会うのは代理人でも問題ありません。
アパートや集合住宅の場合は大家さんや管理人、管理会社の担当者などです。

4.書類への記入、注意事項の説明など

開栓作業と点検が完了すると、担当職員からガスの使用にあたっての注意点や料金の支払い方法に関する説明を受け、確認書類にサインや捺印をして終了になります。

ただし、一部の賃貸物件では1万円程度の保証金が必要となる場合があります。
この保証金はガス料金未納のリスクに備えての預り金なので、未納などがなければ解約の際に全額返金されます。

プロパンガスの保証金について

物件の種類によって連絡するプロパンガス会社が決まっています


新しくプロパンガスを使用する物件によって、どこのガス会社へ連絡すれば良いかが決まっています。

戸建の持ち家の場合

戸建ての持ち家の場合は契約する会社を自由に選べるので、ご自身で納得いく料金のプロパンガス会社を選びましょう。

プロパンガスは販売店によってガス料金や料金システムがバラバラです。
同じ地域内でも、販売店が違うだけで料金に2~3倍の差があることもしばしばです。

新たにプロパンガス会社を探す際は、紹介されたところやネットで探して出てきた会社をなんとなく契約するのではなく、お住まいの地域のガス料金の相場を調べてからガス会社を選ぶようにしましょう。

石油情報センターではエリア別のプロパンガス価格を調べることができます。
また、まちガスでは都道府県別の最新価格をまとめた記事を載せているので、参考にしてみてください。

新築住宅のプロパンガス契約について
中古住宅のプロパンガスについて

賃貸物件や集合住宅の場合

アパートや集合住宅の場合は、入居者が個人でプロパンガス会社を選べないことがほとんどなので、大家さんか管理会社に確認しましょう。

管理会社や大家さんがプロパンガス会社を手配してくれる場合もありますが、入居者自身でガス会社へ直接連絡する場合もあります。
その際は、上述した開栓手順に従って連絡してみましょう。

プロパンガスの解約手続き

プロパンガスの解約手続き

プロパンガス会社を切り替えるにあたり、開栓の予約が完了したら現在のガス会社へ解約の連絡をしなければなりません。
現在契約中のプロパンガスを解約する手続きを説明します。

連絡手段

まずは手元に現在契約中のガス会社からもらう検針票を準備しましょう。
大きなガス会社であればホームページから解約の申込みができますが、地方の小規模なガス会社であればホームページなどを設けていません。
そういった場合、検針票にガス会社の電話番号が記載されているので、その番号に電話をしましょう。

また、ホームページから解約する場合にも、検針票に記載されている「お客さま番号」が必要となる場合があるので検針票が手元にあればまず困ることは無いでしょう。

早めの解約の連絡を

プロパンガス(LPガス)を解約する際、閉栓の立ち会いは基本的に必要ありません。
多くのプロパンガス会社は「解約は1週間前までに連絡すること」という決まりが定められている場合が多いので、事前に解約することが分かっている場合は2週間~1ヶ月程度前に連絡を入れておくと確実です。
直前に解約連絡だと、希望日にガスボンベの撤去が行えない可能性があります。
なので、ガスの解約時には少なくとも1週間前には連絡を入れてください。

解約時の清算

解約したタイミングによっては、その月のガス料金を解約時に精算する必要があります。

精算時の金額は「直近の検針日~閉栓日(解約日)までの日割り計算した基本料金+ガス使用量分の従量料金」です。

閉栓時は立ち会いが必須でないため、後日振込みかクレジットカードで精算ができます。
精算方法はガス会社により異なるので、閉栓の連絡とともに確認しておきましょう。

また、保証金を預けている場合、閉栓時に「保証金預り証」と交換で返金されます。

他にも、ガスの契約時にガス機器や設備などを契約している場合、解約時に違約金として別途支払う必要があります。

解約時に何かとトラブルが多いプロパンガスですので、契約前にしっかりと契約内容や契約書を確認しておきましょう。

プロパンガスの解約方法とは?注意点やトラブルも解説

優良なプロパンガス会社を見つけるには

優良なプロパンガス会社を見つけるには

上述したとおり、新たにプロパンガス会社を探すために、まずはお住まいの地域のプロパンガス料金相場を調べましょう。

相場料金が確認できたら、お住まいの地域にある複数のプロパンガス会社の料金や条件を比較して、その中から安いプロパンガス販売店を選びましょう。
プロパンガス会社によっては公式HPなどで料金システムや条件を開示していない場合があるので、直接連絡して確認しましょう。

とはいえ、引越しをしながら一人で調べて申し込みをするまでの手続きは面倒で手間がかかります。

そんなときは、お気軽にまちガスまでご連絡ください。

相場料金を調べることから、厳選した複数のプロパンガス会社を一括で見積もりすることも可能です。

賃貸住宅にお住まいの場合、プロパンガス会社と直接の契約者は大家さんなので、相談する前に相場料金や複数のガス会社の料金や諸条件を事前に準備しておくと有利に進めることができます。

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まとめ

以上がプロパンガスの大まかな開栓手順になります。

物件の所有形態によっては開栓の前に確認しておくことがあるので注意しましょう。
また、開栓日の当日は立ち会いが必須で、保証金を預ける場合もあるので準備しておきましょう。

まちガスでは、お住いの地域で最安値のプロパンガス会社を無料で紹介しております。
お気軽にご連絡ください。

【まちガス】
TEL : 0120-984-667(フリーダイヤル)
営業時間 : 9:00~19:00(年中無休)
※ 対象者様:戸建所有者 / 物件オーナー / 店舗 / 事務所
※ 集合住宅や賃貸の方は、必ず大家様の許可を得てお問い合わせ下さい。
※ 料金のお支払やガスの開栓閉栓は、ご契約のガス屋さんにご依頼下さい。
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