- お手元にガス会社から発行される検針票を準備してから解約の連絡を入れる
- プロパンガスの解約時には解約料以外に違約金が発生するケースがある
- 解約時のトラブルを防ぐためにも3つの対処法を押さえておく
プロパンガス会社をいざ乗り換えようと思った時に、まずしなければいけないのは現在契約しているガス会社の解約です。
しかし、本来払う必要のない違約金などを請求される場合もあるので注意が必要です。
今日はプロパンガスを解約する際の注意点や、解約でよく起こるトラブルについて説明します。
目次
プロパンガスの解約方法
引っ越しなどでプロパンガスを解約する場合は、ガスの利用停止日よりも前に契約しているガス会社へ連絡しなければいけません。
ガスの利用停止時にはガスボンベの閉栓作業があるため、当日や数日前だと予定した日に解約できなくなってしまいます。
解約の連絡は早めに
プロパンガス(LPガス)を解約する際、閉栓の立ち会いは基本的に必要ありません。
しかし、会社によって異なりますが、「解約は利用停止予定日の1週間前までに連絡すること」という決まりが定められている場合が多いので、事前に解約することが分かっている場合は2週間~1ヶ月程度前に連絡を入れておくと確実です。
直前に解約の連絡を入れると、ガス会社の都合が合わず希望日にガスボンベの撤去が行えない可能性があります。
なので、ガスの解約時には少なくとも1週間前には連絡を入れるようにしましょう。
連絡手段
実際に解約するにあたって、まずは手元に検針票を準備しましょう。
大きなガス会社であればホームページから解約の申込みができますが、地方の小規模なガス会社であればホームページなどを設けておらず、電話連絡しか受け付けていないところもあります。
そういった場合、検針票にガス会社の電話番号が記載されているので、その番号に電話をしましょう。
また、ホームページから解約する場合にも、検針票に記載されている「お客さま番号」が必要となる場合があるので検針票が手元にあればまず困ることは無いでしょう。
プロパンガス会社の切り替えによる解約の場合
新しいプロパンガス会社へ切り替えによりガスの解約をする場合、切り替え先の新しいガス会社が現在のガス会社との解約手続きを進めてくれます。
そのため、ご自身での解約手続きは不要です。
ただし、プロパンガスを開栓する場合は、ガス機器の法定点検を行うので、立ち会いが必要です。
ガス会社切り替えをご検討の方はまちガスへお問い合わせください。
安心できる複数のプロパンガス会社を無料で比較検討可能です。
プロパンガス解約でよく起こるトラブル
プロパンガスの解約時にはトラブルが発生することがよくあります。
ここで紹介するようなことがあれば、注意が必要です。
解約を拒まれた
ガス会社へ解約の連絡を入れると、「ガス代を安くする」と言われ、解約を拒否されることがあります。
基本的に消費者からの解約の申し出に対して、ガス会社は解約手続きを迅速に行わなければなりません。
しかし、ガス料金を値下げする提案をすることで解約手続きをさせないようにしてくるケースがあります。
この場合、消費者が値下げの提案に応じても、半年から1年後くらいには平気でガス料金を上げるガス会社がほとんどですので、決して応じないようにしましょう。
違約金が発生すると言われた
プロパンガスを解約するにあたって、違約金を請求されるケースがあります。
この違約金とは「無償貸与契約」に関するものがほとんどです。
「無償」なのになぜ「違約金」が発生するのでしょうか?
実は、契約時に発生したプロパンガスの工事費やガス機器の設置代金は、一度ガス会社が負担し、後から毎月のガス料金に上乗せして請求されています。
これによってガス会社が契約者にガス設備を「貸与」しているという形になるのです。
「無償」と名前がついていますが、実際はしっかりと請求されているのです。
ガス会社にすれば途中で解約されると残りの代金を請求できなくなるので、解約時に未回収分を違約金という形で請求してくるというわけです。
保証金を返金してもらえない
プロパンガスを契約し、開栓手続きの際に現金で保証金を渡すケースがあります。
その保証金はプロパンガスを解約するときに戻ってくるものです。
しかし、いざ解約をすると保証金を返してくれないケースがあります。
- 保証金預け時に預り証が渡されなかった
- ガスボンベの不具合により保証金と請求額を相殺された
- 預り証を紛失した
以上のような理由により保証金を返してもらえないことで、トラブルになることがあります。
再度契約書の確認を
中には契約書には明記されていないのにそういった違約金を請求されるという悪質なケースもあるので注意が必要です。
本来払わなくてもいい代金が含まれている場合もあるので、違約金を払う前にもう一度契約書の内容をしっかり確認しましょう。
トラブルを対処するためには
プロパンガスの解約時に発生するトラブルを未然に防ぐことができます。
初期費用を自己負担する
無償貸与契約を結ばないという方法です。
無償貸与契約を結ばない分、初期費用は一般的な費用よりも高くなりますが、月々のガス会社からの請求費用を抑えることができます。
また、何より長期間の契約の縛りも無くなるので、精神面でも気楽になります。
契約前にしっかりと契約内容を確認する
プロパンガス会社と契約する前に契約書をしっかりと確認しましょう。
プロパンガスにまつわるトラブルのほとんどが解約時に起こるもので、多くは契約者が内容をしっかりと確認していないことによるものです。
解約時に契約書に書かれていない請求をするなどの悪質なガス会社も中にはあります。
解約する場合にどうなるか、契約前に担当者へ確認しメモなどの記録を取っておきましょう。
プロパンガス会社の変更をする
プロパンガス会社によっては、月々の請求が今よりも安くなる場合があります。
適正な料金で取引されているプロパンガス会社を選べば、例え無償貸与契約を結んだとしても毎月の請求が安くなります。
また、解約時に請求された違約金も代わりに負担してくれる会社もあります。
まちガスへご連絡いただければ、プロパンガスの契約で最もトラブルの起きやすい解約手続きをお客様の代わりにサポートします。
厳選した優良のガス会社のご紹介も合わせて可能です。
お気軽にご相談ください。
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まとめ
いかがでしたか?
解約方法や、それに伴い発生する違約金について説明しました。
まちガスでは、プロパンガス会社との解約手続きから新規ガス会社との契約まですべて無料で代行しています。
地域によっては乗り換えを行う場合に、違約金などの諸費用を立て替えてくれる会社もあります。
ガス会社の乗り換えにあたって少しでも不安な部分がある場合は、まずは一度お電話でまちガスにご相談ください。