【危険】漏電の原因と対処法

漏電の原因や危険性と対処方法について

 

記事のポイント
  • 漏電は何かしらの原因で外部に電気が流れてしまうことをいいます
  • 漏電が起きる原因には絶縁部分の破損や劣化が関係しています
  • 漏電ブレーカーが落ちた場合は漏電が起きている箇所を特定しましょう

今や電気は人の生活に欠かせないものとなっており、電化製品によってより便利な暮らしができています。
しかし、そんな電気でも一度取り扱いを間違えると、感電や火災など非常に危険なものになるのです。
それが「漏電」です。

そこで今日は、漏電について原因や危険性、漏電が起きた場合の対処方法などを解説します。

漏電とは?

漏電とは、以下のようなことを言います。

漏電(ろうでん、英: electrical fault / fault current)とは、絶縁体の絶縁が破れたり、外的要因により導体間が電気的に接続されたりして目的の電気回路以外に電流が流れること。感電、火災、電力の損失などの原因となる。

Wikipediaより引用:漏電

もう少しわかりやすく言うと、電線や電気の配線が老朽化など、何かしらの要因で電気が外部に流れ出てしまう(漏れている)現象のことをいいます。

漏電とは?

基本的に電線や配線ケーブルは、外に電気が漏れないように電気を通しやすい銅などの物質の周りが「絶縁」されています。
しかし、絶縁が古くなったり傷ついたりしていると、電気が本来の通り道を外れて外部に漏れ出てしまうと「漏電」となるのです。

この状態で人が触れば感電しますし、火災が発生するなど危険があるので、しっかりと対処しなければいけません。

漏電が起きる4つの原因


漏電が起こる原因は身近にあります。

水漏れ

水漏れによって、電化製品やコンセント部分が水に濡れてしまうと、漏電します。

水は電気を通しやすい性質があるため、電気が水を通って本来通るべき回路から外れてしまうのです。

よくある事例では、雨漏りによってブレーカーや電化製品のコードなどが濡れてしまい、漏電を引き起こすケースがあります。
特に家屋の劣化が激しいと、屋根や壁から雨水が入り込み、建物内部の電気配線から漏電してしまいます。

コードやプラグの破損

電源コードやプラグが破損していると、中にある導線(電流を流すための線)がむき出しとなり、そこから漏電します。

普段、家庭内で電源タップや延長コードを使われる方も多いと思います。
しかし、長らく使っているとコードを曲げた部分が加熱をして、絶縁部分が溶けたり傷がついてしまうことがあります。

それが原因で発火したり、誤って触ってしまい感電したり、危険性があるため、定期的に新しいものに買い替えたりしましょう。

小動物被害

ネズミなどの小動物によって電気配線をかじられ、配線が傷ついてしまうことで漏電が発生することもあります。

ご自宅に飼っているペットが原因で漏電を引き起こすことも少なからずあるようなので、注意が必要です。

タコ足配線

1つの電源タップにいくつものコンセントをつなぐ「タコ足配線」は非常に危険であり、これが原因で漏電が起きてしまうこともあります。

タコ足のようにたくさんの電源コードをつなぐと、無理に配線を曲げたり引っ張られたりすることで、コード自体が傷つきやすくなってしまいます。

また、タコ足配線の状態で決められた以上のワット数を使うと、電気がショートし発火することもあるため、電源コードを分散してつなぐなどして対策しましょう。

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漏電の危険性

漏電すると以下のような危険性が潜んでいます。

感電

感電とは、人体に電流が流れ、損害を受けることです。
電気が漏電した場所から、電圧の低い人間の体を通って、大地に流れるのです。

感電(かんでん)とは、電撃(でんげき)、電気ショックとも呼ばれ、電気設備や電気製品の不適切な使用、電気工事中の作業工程ミスや何らかの原因で人体または作業機械などが架線に引っかかる等の人的要因、或いは機器の故障などによる漏電や自然災害である落雷などの要因によって人体に電流が流れ、傷害を受けることである。人体は電気抵抗が低く、特に水に濡れている場合は電流が流れやすいため危険性が高い。軽度の場合は一時的な痛みやしびれなどの症状で済むこともあるが、重度の場合は死亡(感電死)に至ることも多い。

Wikipediaより引用:感電

ちなみに、電線に止まっている鳥が感電しないのは、同じ電線に両足ともつけているからです。
電圧に差がある場合に電流が流れるので、鳥が「両足」とも「同じ電線に」つけていれば、体の中に電気が通ることはありません。
ただし、片方の足でも地面や電線より電圧が低い場所へつけていれば、鳥でも感電します。

人体への影響はどうでしょうか。
以下の表は、流れる電流の値によって人体へどのような影響が出るかを表しているものです。

電流値 人体への影響
0.5mA~1mA ・最小感知電流、「ピリッと」感じる、人体に危険性はない
5mA ・人体に悪影響を及ぼさない最大の許容電流値
・相応の痛みを感じる
10~20mA ・離脱の限界(不随意電流)、筋肉の随意運動が不能に
・持続して筋肉の収縮が起こり、握った電線を離すことができなくなる
50mA ・疲労、痛み、気絶、人体構造損傷の可能性
・心臓の律動異常の発生、呼吸器系等への影響
・心室細動電流の発生ともいわれ、心肺停止の可能性も
100mA 心室細動の発生、心肺停止、極めて危険な状態に

引用:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」

火災

漏電によって火災が発生する危険性もあります。

建物内の配線が漏電し、発熱、周辺が発火、その他の可燃物に引火し火災発生となるのです。

実際に漏電による火災発生も過去には起きており、ぼや騒ぎなども多発しています。

漏電しているか確認する方法

どのようにすれば漏電しているかを確認できるのでしょうか。
目に見えないものなので気がつきにくいですが、これから紹介することが当てはまった場合は漏電している可能性があります。

ブレーカーが落ちる

一般的には、漏電が起きている場合は「漏電ブレーカー」が落ちて、漏電を知らせてくれます。

漏電が発生した場合は危険であるため、ブレーカーが落ちて建物全体の電気を遮断するのです。

漏電している箇所を確かめるには、漏電ブレーカーを「入」にしてから、安全ブレーカーを一つずつ「入」にしていきます。

漏電が発生している回路を「入」にすると、漏電遮断器が切れるので、漏電している回路を特定することができます。

雨が降った時に停電する

特に電気をたくさん使っていないのに、雨が降った時だけ漏電ブレーカーが落ちた場合、漏電している可能性が考えられます。

先ほどのように漏電部分を特定する方法を試しても良いですが、建物そのものに問題がある可能性が高いため、専門の業者に依頼することをおすすめします。

電化製品を触ると痺れる

電化製品を触った時に痺れるような感覚があれば、電化製品が漏電している可能性があります。

触った時に痺れたのであれば、すでに感電しているのですが、安全のためにメーカーや販売店へ連絡してみてもらいましょう。

場合によっては買い替えが必要になります。

漏電の対処方法

漏電は非常に危険なものです。
その対処方法をここで紹介します。

アース線をつける

アース線をつける

家電製品で消費電力が大きめのものや、湿気の集まりやすい機器にはアース線がついています。
アース線は、漏電した際に電流を大地に流してくれる役割を持っているので、アース線のついている家電製品はつけるようにしましょう。

感電を防いでくれます。

その他

その他には以下のような対処方法があります。

  • 電源コードを無理に曲げたり束ねたりしない
  • タコ足配線はしない
  • 電源プラグなどにホコリをためないようにする
  • 濡れた手で触らない
  • 定期的に電気系の点検や工事を依頼する

コンセントなどをいくつも繋げないようにするだけでなく、こまめな掃除も漏電を防ぐためには効果的です。
また、湿度が高い場所や水気の多い場所ではなるべく家電製品を使わないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今日は漏電が起きる原因や対処方法についてお話ししました。

感電による人体への影響や、場合によっては火災が発生することもあるので注意しましょう。

電気代があまりにも高い場合は漏電が原因となっている可能性もありますので、その際は専門家へ依頼して確認してもらうようにすることをおすすめします。

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