電気を開通するのに必要な手続きとは

電気を開通するのに必要な手続きとは?

 

記事のポイント
  • 電気を新たに開通させる場合は事前に確認してくことがあります
  • 電気開通までに必要な手続きを前もって済ませておきましょう
  • 電気開通の当日は立ち会いはいりません

引っ越しや電力会社の切り替えをする場合は、新たに電気を使えるように手続きをしなければいけません。
生活をするうえで電気は欠かせないものなので、契約してからすぐに使えるよう準備をしておくことが重要です。

そこで今日は電気の開通までに準備や確認しておくべきこと、開通当日のやるべきことについてお話します。

目次

電気を開通するまでに確認すること

電気の開通手続きを行う上で、開通までに事前に以下のような確認をしておくことが大切です。

その電力会社と契約できるかどうか

新しい電力会社がそもそも契約できるのか、事前に確認しておきましょう。

契約したい電力会社が見つかっても、お住まいの地域ごとで契約できる電力会社は異なります。
電力会社のホームページなどで、あなたの地域が供給対象エリアになっているか事前に確認してみましょう。

遠方へ引っ越す場合や、新電力へ電力会社を切り替える場合には特にエリアの確認は必須です。

最適な料金プランかどうか

電気を契約して使い始める前に、今回選んだ電気料金プランはあなたにとって最適なものなのかどうかもう一度チェックしましょう。

よりお得な電力を使うために、契約する電気料金プランの把握は重要です。
同じ電力会社内でも様々な料金プランが用意されているため、契約する料金プランによっては電気代が今まで以上に安くなったり、反対に割高になったりしてしまうこともあります。

2016年の電力自由化以来、様々な新電力が登場するとともに、従来の大手電力会社もたくさんの電気関連のサービスを出すなど多様化しています。

また、プロパンガス会社も電気事業に参入しており、ガスとセットで契約することで電気代がお得になるプランを展開しています。

どのように電力会社や料金プランを選べばよいかは以下の記事で解説しているので是非参考にしてみてください。

電力会社と電気料金の正しい選び方を知ろう

必要なアンペア数の確認

また、電気料金プランを選ぶ上では、使用する合計のアンペア(A)数の確認も大切です。

多くの電気料金プランは、

請求額=基本料金+従量料金(電気を使った分だけ金額が上がる)

で構成されています。

ここで、アンペア数は基本料金や従量料金単価(電気の使用量[kWh]に応じてかかる単価)に関わるものであり、アンペア数に応じて基本料金や単価が決まります

また、普段使う電気の量に対して低いアンペア数を契約してしまえば、使いたい電化製品を思ったように使えないことや、あまり電気を使わないのに高いアンペア数で契約すれば余計な電気料金を払うことになりかねません。

例えば、契約したアンペア数が使用する平均のアンペア数よりも低い場合、いくつかの電化製品を同時に使うだけでブレーカーが落ちることがあるのです。

一方で、あまり電気を使わないのに高いアンペア数で契約していれば、基本料金や単価が高いまま、年間トータルで数万円も高い金額を支払っていた、ということもあります。

電気代の計算方法について

電気の開通を行うまでの手続き

電気の開通までにはいくつか手続きを済ませておく必要があります。

引っ越しで電気を開通させる

引っ越しで電気を新たに開通する場合、以下の流れで手続きを行いましょう。

  1. 引っ越し前の住所で使っていた電力会社へ解約の連絡
  2. 新規で使いたい電力会社へ申し込み
  3. 新しい住所の家にスマートメーターが設置されているかを確認する

まずは、引っ越しが決まったら、前の住所地で使っていた電力会社へ解約の連絡をしましょう。

解約の連絡は電話だけでなく、Webからの手続きも可能です。

春先などの引っ越しの多い時期は問い合わせが殺到するので、引っ越し日が決定したら前もって連絡をしておくことをおすすめします。

ただし、引っ越しをしても住所が変わるだけで同じ電力会社と引き続き契約をする場合は、解約と開通の申し込みを同時に行うことができます。

また、新しい住所へスマートメーターが設置されているかも確認しましょう。

電力会社を変更する場合は、引越し先が従来の電力量計のままであれば、スマートメーターへ交換する必要があります。

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電力会社の切り替えのみで電気を開通させる

電気料金の見直しなどで電力会社を切替えるのみの場合は、以下の手続きだけで十分です。

  1. 新しい電力会社へ利用の申し込み
  2. スマートメーターが設置されているかの確認

新電力などの電力会社へ切り替える場合は、申し込みも解約手続きもすべて新しい契約先の電力会社が行ってくれるので、面倒な手続きはいりません。
ただし、別途確認事項が出てくれば、こちらから電力会社へ連絡する必要が出てくる場合もあります。

電力会社の切り替えでもスマートメーターの設置を確認する必要があります。

2016年の電力自由化以降、電力会社変更をする際は原則としてスマートメーターの設置が必須になっているのです。

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電気の開通当日にやること

電気の利用開始の申し込みが済んでいれば、開通当日は立ち会いはいりません

あとは、電力会社が遠隔で通電をするので、部屋のブレーカーのスイッチをONにすれば電気を使うことができます。

万が一ブレーカーをONにしても電気が使えなければ、お住まいの地域の大手電力会社に連絡をして対処してもらいましょう。

まとめ

いかがでしたか?

電気の開通までに必要な手続きについてお話しました。

引っ越しで電気を新たに開通させる場合は、前もって前住所地で契約していた電力会社への解約手続きと新しい電力会社へ利用開始の申し込みを済ませておき、新居で初日から電気を使えるようにしましょう。

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