盗電被害を調べる方法と対策について

盗電の被害を調べる方法と対策について

電気代の請求書を見て「今月はどうしてこんなに高いの⁉」と思うことはないでしょうか?

あらゆる可能性を考えて、家電の電力消費量を調べても異常がない・・
それはもしかしたら近年増えている電気の盗難かもしれません。

他人の家の電気を勝手に使うことは違法であり、窃盗罪に該当します。

今日は盗電されているかどうかを調べる方法について検証したいと思います。

【注意】盗電について

目次

盗電されているかどうかを調べる方法

電気を盗まれているかどうはどうすればわかるのでしょうか?
24時間家の周囲を見張っているわけにはいきません。

調べ方をご紹介します。

メーターの円盤計をチェック

家庭で使われる電気の使用量を測っているものは電力計算計です。

いわゆる電気メーターと呼ばれているものです。
電力が流れると内部の円盤がくるくると回る仕組みになっています。

手間ではありますが、これを利用して一度家じゅうの電気を切ってみましょう。

わずかではありますが、スイッチを切っただけでは待機電力の消費があるため、すべての家電をコンセントから抜きます。

もしそれでも円盤計が回り続けていたら、盗難の可能性があると判断できます。

メーターの数字をチェック

そこまでしていられないという方にもっと簡単な方法は、丸一日家にいる日に2〜3時間おきにメーターの数字を記録しておくことです。

昼間の使用量に対し夜中の使用量が高かったり、決まった日にだけ使用量が群を抜いて高い場合は、盗電が疑われます。

漏電の可能性も

盗電のほかに考えられるのが漏電です。

何らかの理由で電線に傷がついたり、老朽化で表面が剥がれたりした場合、または器具が水に濡れたときにも漏電は起こります。

電線やコード、ケーブルなどの絶縁体が剥がれて銅線がむき出しになると、そこから電気が流れ出してしまう可能性があります。
ネズミなどがコードやケーブルをかじることによってもこの現象が発生します。

ただ、漏電が発生して電力がかかりすぎるとブレーカーが落ちるため、通常は早期に異常に気付くものです。

しかし、ときには分電盤が故障しているためにブレーカーが落ちず、とどまることなく電気代が増えてしまうこともあります。

漏電は放置すると火事につながる恐れがあるため、早急に原因を特定する必要があります。
ただし、危険を伴うため電力会社や専門業者を呼んで対処してもらいましょう。

漏電の原因や危険性と対処方法について

盗電されないための対策

盗電されないための対策

自分でできる対策にはどんなものがあるでしょうか?

コンセントカバー

露出しているコンセントにカバーをつけ、施錠して勝手に使われることを防ぐ方法です。

使用する際にいちいちロックの開け閉めをしなければいけない手間はありますが、大規模な公共施設などでは実際にこのような対処がとられています。

一軒家であれば、庭や外壁にある給湯器やガスメーターの周辺に気をつけてみましょう。
また、使用頻度の低いコンセントならいっそのこと外してしまうというのも一つの手です。

防犯カメラの設置

何らかの理由によりカバーを取り付けることが出来なかったり、コンセントの数が多い場合は、近くに防犯カメラを取り付けるという方法もあります。

防犯カメラなら、夜でも撮影できる赤外線タイプもあります。
また、無線の防犯カメラもありますので、どのような場所でも取り付け可能です。

24時間カメラを見ていなくても、カメラで現場を撮影、録画し後で確認することも出来ます。

盗電されることが多い場所なら「防犯カメラで監視中」などの警告文を貼っておくだけでも効果はあるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

マンションであっても一軒家であっても、外にコンセントがある限りは盗電される可能性はゼロではありません。
他人の家の電気を勝手に使うことは違法であり、窃盗罪に該当します。

現実に、海外では盗電は比較的よく見られる犯罪として認識されています。

電気代が異様に高いと感じた場合は見過ごすことなくあらゆる可能性を考えて対策をしてみてください。

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