- 電気料金の引き落とし先などの名義と契約者名が異なる場合は名義変更をしなければなりません
- 名義変更の手続きには24時間いつでも可能なインターネットがおすすめです
- 電力会社の切り替えと名義変更は同時に行うことができないので注意が必要です
一般的に電気の契約は、個人でしているご家庭が多いものですが、状況によっては契約者の名義を変更しなければいけないこともあります。
そこで、今日は電気において名義変更が必要になるケースや、名義変更の方法について解説します。
目次
電気の名義変更が必要なケースとは?
一般的に、電気の契約の名義変更が必要なケースは以下のとおりです。
- 契約者が亡くなり親族が相続した場合
- 結婚や離婚などで苗字が変わったとき
- 登録した名前を間違えていた時
電気料金の支払いを引き落としやクレジットカード払いにしている場合、引き落とし先の銀行口座やクレジットカードの名義が契約者と異なる場合、電気料金を支払えなくなってしまいます。
上記のような、名義がそれぞれ異なるケースにおいて名義変更が必要です。
電気の名義変更をする方法
名義変更をする方法は電話・インターネット・FAXです。
多少の細かい違いはありますが、基本的にはこの3つです。
名義変更の手続きを電話でする場合
契約している電力会社の名義変更手続き専用の電話番号を調べて電話しましょう。
電話をすれば、電力会社のスタッフが案内をしてくれるので、そのまま進めれば名義変更の手続きは簡単に行うことができます。
ただし、時間帯によっては電話が繋がりにくいことがあるので注意が必要です。
休み明けや午前の早い時間、お昼時は混み合うことがあります。
名義変更の手続きをインターネットでする場合
3つの中でも、インターネットによる名義変更手続きがもっとも簡単です。
基本的に24時間いつでも手続きが可能なので、忙しい方も安心して手続きを済ませることができます。
しかし、間違えた内容を入力してしまうと後日やり直しが発生したり、入力中に一定時間が経過すると最初からやり直しになってしまったりなどがあるので、ある程度の時間の確保は必要です。
名義変更の手続きをFAXでする場合
FAXの場合は、名義変更手続き専用の申し込み用紙に必要な情報を記入して電力会社に送信することで手続きを行うことができます。
申し込み用紙は電力会社のホームページなどからダウンロードをすることができます。
電気の名義変更における注意点
名義変更は手軽に申し込むことができますが、注意点があります。
それは名義変更と電力会社の変更を同時に行えないことです。
電力自由化によって、安い電気を提供している新電力などが登場し、従来の電力会社から新電力へ切り替える人も多くなりました。
新電力へ切り替える際は、従来の電力会社の契約情報があれば手軽に電力会社の切り替えを行うことができます。
しかし、電力会社切り替えにおいて名義の変更もしたい場合は、それらを同時に行うことはできません。
なので、もし電力会社切り替えと名義変更を行いたい場合は、先に名義変更を済ませてから電力会社切り替えを行うか、その逆をするようにしましょう。
まとめ
今日は電気の名義変更をしなければいけないケースや、名義変更の方法についてお話しました。
名義変更を忘れてしまうと、あとになってトラブルに繋がることも考えられます。
また、電力会社の切り替えを検討している場合、切り替えの手続きをスムーズに行うためにも、名義変更についてしっかりと確認しておきましょう。