- プロパンガス料金は自由料金制によって高い料金設定のままだった
- 消費者はプロパンガス会社を自由に選べることを知らないでいた
- インターネットの普及によりプロパンガス業界の闇が消費者へ暴かれた
目次
プロパンガス料金が安くなる理由
今日はプロパンガス料金が安くなる理由についてお話します。
プロパンガスは自由料金
プロパンガス料金が安くなる理由で最も影響があるものが、プロパンガスは自由料金だということです。
つまり、ガス会社がガス料金を自由に設定できるのです。
一方、都市ガスや電気、水道は公共料金と呼ばれ、価格の設定や変更には国や地方自治体などの行政側の認可が必要になります。
最近は電気や都市ガスの自由化が世の中に浸透されてきていますが、プロパンガスは最初から自由なのです。
極端な話ですが、ガス会社が「今からガス料金を半額にしますよー」とアナウンスしたらすぐにその価格で提供されることになります。
逆に言うと、ガス会社からすれば利益を追求するのは当然のことなので、プロパンガス業界の風潮としてこれまで高い価格で提供してきたのです。
現実的にはガス料金には値下げの余地が十分にあります。
プロパンガス業界はガス料金が自由料金ということに甘えていたとも言えます。
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プロパンガス会社は自由に選べる
ここ数年の話ですが、消費者はプロパンガス会社を自由に選べるということを知り始めました。
これはどういうことでしょうか?
これまでは引越しや戸建住宅の購入の際には当たり前のようにガスボンベとガスメーターが設置してあり、そこに記載してある会社に連絡してガスを使用開始するということが当たり前でした。
消費者はそれ以外の選択肢はないと勝手に思い込んでいたのです。
しかし、消費者は自分が使用するプロパンガス会社を選ぶことができるのです。
自分で選んだガス会社は設置されているガスボンベやガスメーターを撤去し、切り替えてくれます。
工事や手続きはそのガス会社が対応してくれます。
消費者がやることは自分で安いプロパンガス会社を探し、比較検討して選ぶだけです。
ガス会社同士の競争が激しくなってきた
消費者は、プロパンガスは自由料金であること、ガス会社は自分で自由に選べることを知りはじめました。
この流れから、プロパンガス業界全体に競争意識が芽生え始めたのです。
これまでは全く逆の考え方でした。
同じエリアのプロパンガス会社同士が裏で協定を結び、高い価格に揃えて提供していました。
つまり、プロパンガス業界自体が価格を不当に操作し、消費者の自由を奪っていたのです。
しかし、現代はインターネットの普及により、様々な情報が一気に拡散する時代です。
プロパンガス業界の闇は一瞬にして暴かれてしまったのです。
一度そのような事実が知れ渡ってしまった以上、ガス会社にも市場の競争原理が働き、消費者により安い価格でプロパンガスを供給する必要が出てきました。
そしてプロパンガス業界において、ガス会社同士の価格競争が始まったのです。
まとめ
プロパンガス料金は、これまで業界が消費者を軽視する風潮から不当に高かったと言えます。
しかし、資本主義経済に逆行するこの考え方は長くは続きません。
世の中にこういった事実が広まった現在では競争力も生まれ、消費者のニーズに合ったガス料金が提供されつつあります。
まちガスはこのプロパンガス業界の変化に合わせ、消費者が適正な価格でプロパンガスを使用できるお手伝いをしています。
「プロパンガス料金が高い」、「もっと安くしたい」など、プロパンガスのことでお困りでしたらまちガスにお問い合わせください。
きっとお客様のお役に立てるはずです。