- 引越し費用は繁忙期と通常期で相場料金に違いがある
- 荷物が少ない人は「単身向けパック」がおすすめ
- 大きな家具家電などは引越し先で購入することで少しでも費用が安くなります
これから一人暮らしを始める人や、新しい街への引っ越しを考えている人は、一人暮らしの引っ越し費用が一体いくらかかるのかが気になっている人も多いと思います。
そこで今回は一人暮らしの人向けに引っ越し費用はどれほどかかるのか?
また、少しでも引っ越し費用を安くする方法を紹介します。
目次
一人暮らしの引っ越し費用の相場
まずは一人暮らしにおける引っ越し費用の相場について見ていきましょう。
以下の表は、通常期(5〜1月)と繁忙期(2〜4月)の一人暮らしの引っ越し料金の平均相場です。
通常期(5〜1月)の一人暮らしの引っ越し費用平均相場
引っ越し先までの距離 | |||||||
全平均 | 同市区町村程度 | 同都道府県程度 | 同一地方程度 | 近畿地方程度 | 遠距離地方程度 | ||
荷物量 | 単身 (荷物小) |
41,926円 | 34,376円 | 36,049円 | 42,068円 | 52,887円 | 61,483円 |
単身 (荷物大) |
54,132円 | 45,460円 | 45,379円 | 60,758円 | 77,052円 | 96,128円 |
通常期(2〜4月)の一人暮らしの引っ越し費用平均相場
引っ越し先までの距離 | |||||||
全平均 | 同市区町村程度 | 同都道府県程度 | 同一地方程度 | 近畿地方程度 | 遠距離地方程度 | ||
荷物量 | 単身 (荷物小) |
48,849円 | 39,259円 | 47,620円 | 45,822円 | 53,211円 | 67,202円 |
単身 (荷物大) |
68,272円 | 52,975円 | 58,198円 | 71,510円 | 91,084円 | 111,650円 |
表にある荷物量の目安は以下の通りになります。
荷物小 | 軽トラック5〜5.5m3程度 |
荷物大 | 1.5トン、2トンショート、2トントラック約10〜11m3程度 |
これらは具体的な時期や引っ越し業者によっても変わってくるので、あくまでも目安として考えておいてください。
ただし、結果からわかる通り、引っ越しをするのであれば通常期がベターです。
単身向けパックと単身向けプランとは?
先ほどは単身者向けの引っ越し費用の相場をご紹介しました。
しかし、引っ越しの費用は具体的に利用するプランによって変わってくるものです。
そこで、一人暮らしの引っ越しにおける代表的なプランとして「単身向けパック」がありますが、一般的な引っ越し費用とどのように違うのかをお話しします。
単身向けパックとは
「単身向けパック」とは、あらかじめ決められた大きさのボックスに、詰められるだけの荷物を入れて運んでくれるサービスです。
他の単身向けパック利用者の荷物と一緒に載せて運びます。
引っ越し業者によってサービス名は変わります。
運べる荷物は少なめではありますが、運ぶ荷物の量があまりない方や家具付きの物件へ引っ越しをする方にとってはお得に利用できる点がメリットと言えます。
単身パック専用ボックス
(画像引用:ヤマトホームコンビニエンス)
単身向けプラン
単身向けパックは荷物に制限があるため、通常通り一人暮らしの引っ越しをする方は単身向けプランを利用しましょう。
通常の引っ越しのように、引っ越しする荷物の量をあらかじめ引っ越し業者に確認してもらい、距離や希望日などをふまえて見積もり金額を出してもらいます。
単身向けパックに比べて費用は高くなりがちですが、荷物が多かったり、大きな家具や家電を運ぶ場合は「単身向けプラン」がおすすめです。
一人暮らしの引っ越し費用を安くするには?
一人暮らしにおける引っ越し費用の相場はわかった上で、少しでも安く済ませたいと思う人も多いはずです。
良い新生活を迎えるためにも、お得に引っ越しをするために参考にしてください。
オフシーズンを選ぶ
引っ越し費用は、引っ越しをする時期をオフシーズンに合わせるか、引っ越し業者の都合に合わせて引っ越しをすることで安く抑えることができます。
この記事のはじめの方でも紹介したとおり、料金は引っ越し時期で変わります。
当然、繁忙期に引っ越しをする場合は相場が高いため、引っ越しする時期が決まっていないのであれば、できるだけシーズンをずらしましょう。
2〜4月に加え、7〜8月も比較的費用は上がりやすいため、それ以外の時期に合わせましょう。
また、引っ越し業者の都合に合わせることで費用を安くすることができます。
引っ越し業者も1日で多くの件数を受けたいと思っているため、指定された作業員やトラックが空いている時間に依頼をすれば費用が安くなるのです。
荷造りや荷解きは自分で行う
基本的に荷造りや荷解きは自分で行い、荷物の運搬だけを引っ越し業者に依頼することで費用を少しでも抑えることができます。
引っ越しに関わる全ての作業を業者に依頼してしまうと、どうしても費用は高くなってしまいます。
大型の家具や家電は引っ越し先で買う
引っ越しで大きめの家具や家電を新居へ持っていこうと考えている場合は、思い切って処分や譲るなどして、引っ越し先で購入するのも良いでしょう。
その分、買い替え費用などは発生してしまうかもしれませんが、古くなっているものや買い換えたほうがお得なものがあれば、新しいものを購入することをおすすめします。
引っ越し業者には頼まない
あまり荷物が多くない場合、自分で引っ越しを行うことも一つの方法です。
軽トラックに収まるほどの量であれば一人で作業することもできます。
もし一人で難しかったとしても友人にお願いするなどすれば、一緒に手伝ってくれるかもしれません。
費用はレンタカー代などの交通費のみで済むので、業者に依頼するよりは圧倒的にお得です。
ただし、荷物の搬出・搬入が大変なのと、遠方に引っ越しの場合はかえって手間がかかってしまうことがあるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
今日は一人暮らしにおける引っ越し費用の相場や安くする方法について紹介しました。
引っ越し業者に見積もりをお願いする際は、この記事を参考にして相場と比較した上で依頼するようにしましょう。