- 一人暮らしの1ヶ月あたりの光熱費の平均は11,653円
- 電気とガスは季節やガスの種類などによって料金が変わります
- 光熱費の節約は少しづつの工夫が大切です
書き出し
目次
一人暮らしの1ヶ月あたりの生活費はいくらくらい?
一人暮らしにおける1ヶ月あたりの光熱費の平均は以下の通りです。
一人暮らしの1ヶ月あたりの水道光熱費の平均
平均額 | |
光熱費全体 | 11,653円 |
電気代 | 5,700円 |
ガス代 | 3,012円 |
水道代 | 2,120円 |
その他* | 821円 |
*その他:電気代、ガス代以外の光熱費(灯油、石炭、まき等)
出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯(2019年)」
あなたの月々の光熱費と比べていかがですか?
これらはあくまでも年間を通しての平均金額です。
お住まいの地域や季節などによっても変わるので、あくまでも参考としてください。
電気であれば季節によって差が出てきます。
例えば夏と冬ではエアコンの稼働時間や温度設定によって消費する電力が変わるため、電気代にも影響が出るものです。
ガスも、プロパンガスか都市ガス、物件によっても大きく変わります。
また、どのような契約内容かによっても変わってくるのです。
集合住宅でプロパンガスであればガス代が割高になりがちですし、プロパンガスと都市ガスの違いでも料金が2〜3倍以上違ってきます。
水道代は年間を通してあまり違いはありませんが、管轄の水道局によっては料金設定が変わります。
光熱費の節約術9選
1ヶ月あたりの光熱費の平均額がわかったところで、光熱費を節約する方法について紹介します。
平均よりも高かったと感じる人は、早速実践してみましょう。
電気代の節約
まずは電気代の節約方法についてです。
待機電力を減らす
普段あまり使わない家電製品で、コンセントがついたままのものは今すぐ抜きましょう。
スイッチや電源はオフにしていても、待機電力は発生しています。
月の電力使用量のうち5%は待機電力が占めていると言われているほどです。
電気料金プランを見直す
契約している電力料金プランがアンペア制の場合、契約アンペア数を下げることで月の基本料金が下がります。
一人暮らしの場合は、最も低い20A(アンペア)で問題ないでしょう。
ただし、消費電力の高い家電を一度に使う機会が多い場合、すぐにブレーカーが落ちてしまうこともあるため、アンペア数を確認したうえでプランの見直しをするのをおすすめします。
省エネ家電の購入
10年以上も古い家電を使っている場合、省エネ製品への買い替えをおすすめします。
古い製品と最新のものではエネルギー効率がまるで違うものです。
また、家電製品のお手入れもエネルギー効率をあげることにつながるので、定期的な掃除を心がけましょう。
ガス代の節約
続いてガス代の節約方法です。
お湯の設定温度を低くする
お風呂やキッチンでお湯を使う際、設定温度を1〜2度下げるだけでも節約効果があります。
水をお湯にするためにガスを使っているので、上げる温度を低くするだけでも使用するガスの量を減らすことができます。
使うお湯の量を減らす
お湯の温度を減らすことと同じ仕組みで、使用するお湯の量を減らすことでもガスの使用量が減るため、ガス代の節約につながります。
一人暮らしで湯船にお湯をはる場合は、いつもの半分ほどにして、水を入れたペットボトルなどを入れてお湯の量をかさ増しすることができます。
また、毎回湯船に浸かるのではなく、シャワーだけで済ませるなどの工夫をしましょう。
生活家電を活用する
キッチンで調理をする場合、電気ケトルやIHコンロなどの生活家電を積極的に活用しましょう。
その分電気代はあがりますが、ガスを使うよりは光熱費全体を抑えることができます。
特にプロパンガスを利用している人は、家電を活用することで割高なガス代の節約につながります。
水道代の節約
次に水道代の節約方法について紹介します。
トイレのレバーを使い分ける
ほぼ毎日使うトイレですが、流す際は「大」と「小」を使い分け、少ない量で済むときはなるべく「小」を使うようにしましょう。
水を出しっぱなしにしない
こまめに水を止めることも大切です。
歯磨き中やお皿を洗っているとき、シャワーのときなど、使っていないときは水を止める習慣をつけましょう。
お風呂では節水シャワーヘッドを使うと節約に効果ありです。
お風呂の残り湯を使う
もし前日に湯船にお湯を貯めていたら、残り湯を洗濯や掃除などに活用しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今日は一人暮らしの光熱費の平均額や節約術について紹介しました。
平均よりも高い場合は、この記事の節約方法を参考にして、できることから光熱費削減の工夫をしていきましょう。