ガスコンロを使っているときにふと「ガス代ってどれくらいかかっているのか?」と気になったことはありませんか?
日々節約を心がけていても、なかなか思うような結果に結びつかない場合があります。
言うまでもなく、今月からあらゆるものの値上げが始まりました。
それでなくとも、毎月、請求書が届くたびに一喜一憂している人もいると思います。
今日は、ガスコンロのガス代を節約する方法についてご紹介します。
ガス代が高いなと思っている方はぜひ試してみてください。
目次
ガスコンロのガス代を節約する方法
早速ガスコンロのガス代を節約する方法についてご紹介します。
電子レンジをこまめに使う
野菜を下茹でする際は、電子レンジを使いましょう。
野菜の下茹には多くの火力が必要となり、時間もかかります。
この場合にガスコンロではなく電子レンジを使う事で、ガス代の節約ができるだけなく時間も短縮させることができるのです
同様に味噌汁などを温め直す際は、ガスコンロを使うと時間がかかってしまうので、食べる分だけお椀に入れて電子レンジで温めましょう。
なるべくガスコンロを使わない工夫をするとガス代を節約することができます。
調理の際は蓋を使う
鍋を使って調理をするときは、蓋を使いましょう。
落し蓋も同じく有効です。
蓋を閉めることで熱を逃がしにくくするので、無駄にガスを使うことを防ぎ、効率的に加熱することができます。
蓋を使う事で年間で3000円程度の節約が見込めるというデータもあります。
特に時間がかかる煮物を調理するとガス代が高くなるので、同時に2品、3品と煮込むことをおすすめします。
また、肉や野菜のゆで汁は捨てずにスープにするなど活用しましょう。
改めて一から汁物を作るよりも時間が短縮できるので、その分ガス代の節約に繋がります。
調理器具を選ぶ
調理の過程でガス代を節約するためには、なるべく火にかけている時間を短くすることが重要です。
長時間の煮込み料理をすると、火にかけておく時間が長ければそれだけガスの使用量が増えていきます。
煮込み料理にかかるガス代を節約するためには、下の2つの調理方法を選びましょう。
- 圧力鍋で時短調理をする
- 保温性の高い鍋を使う
お肉や根菜類を短時間でホロホロに煮込むのであれば圧力鍋、長い時間をかけて食材に味を染み込ませたり、煮崩れを防ぎながら調理することを重視するのであれば保温調理器具の利用がおすすめです。
どちらも、1時間かかるような煮込み料理を半分以下の加熱時間で作ることができます。
保温調理は火からおろした鍋にタオルを巻くだけでも実践可能なので、まずはできるところから始めてみてもいいのではないでしょうか。
強い火力が必要な料理を避ける
強い火力を必要とする中華の炒め物や揚げ物をすると、どうしても高火力を長時間使用する必要が出てくるので、ガスの使用量が増えがちです。
また、油汚れが多くなれば、食器やキッチン用具を洗う手間も増えてしまいます。
洗い物の際にお湯を使用する必要が出てくるため、ガス代が増えてしますでしょう
高い火力が必要になる調理方法の料理は極力控えるようにするだけでも、ガス代を大きく節約することができます。
揚げ物料理を週1回から月1回に減らすなど工夫をしましょう。
もしくは、揚げ物だけ外で購入してくるというのも一つの方法です。
ガス代が節約できる調理法
ガス代が節約できる調理法は、炒める>蒸す>煮る。
炒める場合は水を使わないので一番火のとおりが早く、次に少量の水で調理できる蒸す調理法が煮るよりもガス代を節約できます。
火力は中火を使う
炎が鍋底からはみ出してしまうと、その分ガス代を無駄にしていることになります。
資源エネルギー庁によると、水1L(20度程度)を沸騰させる際、火力を強火ではなく中火を使った場合、年間で約390円の節約になるとのデータがあります。
金額だけ聞けば、微々たるももののように思えますが、節約は小さなことをコツコツ積み上げることで大きな成果になります。
ぜひ面倒だと思わずに試してみてください。
電気ケトルでお湯を沸かす
お湯を沸かすときはガスコンロを使用せずに、電気ケトルを使ってガス代を節約しましょう。
ガスコンロを使うよりもより早く沸騰して、時短にも繋がります。
ただし、電気ポットについては考えものです。
いつも適温でお茶を入れられるのでなにかと便利ではありますが、ずっと保温しておくと電気代がかさんでしまうので注意が必要です。
冷凍の食材は解凍しておく
冷凍した野菜や肉を加熱するときは解凍してから火にかけましょう。
そのまま調理すると、火が通るまでに時間がかかって、ガスコンロを使う時間が長くなってしまいます。
食材の解凍は電子レンジでもできますが、肉は冷蔵庫に入れて低温でゆっくり解凍したほうが旨みである肉汁を保てるといわれています。
あらかじめ冷蔵庫に移して解凍しておくと、電子レンジの電気代も節約できるのでおすすめです。
ガスコンロの掃除をする
小さな節約術ではありますが、ガスコンロのガスバーナーを掃除するのも一つです。
ガスコンロのバーナー部分は油ハネや吹きこぼれなどで汚れが付きやすい部分で、ガスバーナーが詰まっていると熱効率が悪くなり、無駄にガス代がかかってしまいます。
また、安全面でも決して良くありませんので、定期的に掃除をして綺麗にしておきましょう。
掃除方法は簡単です。
ガスバーナーの火が出る部分に詰まっている汚れを爪楊枝や竹串を使って取り除くだけ。
ガスコンロの使用頻度が高い家庭や揚げ物など、油をよく使う家庭はガスバーナーが詰まりやすい傾向にあるため、定期的にチェックをして掃除するようにしてみてましょう。
ガス代が高い理由
ガス代が高くて毎月びっくりしてしまうという方はまず、自宅のガスが「都市ガス」か「プロパンガス」のどちらを使用しているのか確認する必要があります。
都市ガスは道路下のガス管から各家庭にガスが供給されていますが、プロパンガスは家の外に大きなガスボンベが設置されています。
実は、プロパンガスはガスボンベの運搬コスト等がかかるため、ガス管を伝って供給される都市ガスと比べると高めに設定されているのです。
また、プロパンガスの料金は自由料金制が採用されており、各会社が料金を定めることができるため、会社によって料金が大きく異なるのが特徴です。
一方で都市ガスは国の規制がかかっているため、地域によってガスの単価に差が出にくいのが特徴です。
ガス会社を変更する
究極の節約方法は、毎月のガス料金を見直すことです。
プロパンガス会社を替えることでガスの料金単価を下げることができます。
前述した理由により、プロパンガスが販売店によってガス料金も料金システムもバラバラです。
同じ地域内でも販売店が違うことで2~3倍の料金の差があることもあります。
ガス料金があまりにも高いと感じる場合は、すぐにガス会社の変更をしましょう。
まちガスではガス会社変更のサポートを無料でしております。
お気軽にお問い合わせください。