プロパンガスのボンベカバーについて

記事のポイント
  • ガスボンベと火気の間は2メートル以上の距離を確保しなければならない
  • ガスボンベカバーやパネルを設置して距離を確保したとみなすことができる
  • カバーの価格は20,000円~でガス会社が設置する

プロパンガスを利用するためには、いくつかの設置基準を満たす必要があります。

中でも、ガスボンベの周りに火気がある場合、事故を引き起こす原因となってしまうため、火気とガスボンベの間には一定の距離を確保する必要があります。
しかし、都市部の比較的住宅が密集している地域では、その距離を確保することができない場合があります。

そこで活躍するのが、ボンベと火気の間に設置するガスボンベカバーです。

今日はそのガスボンベカバーについてご紹介します。

プロパンガスボンベから火気を離すとは

プロパンガスの設置基準の中には、ガスボンベと火気の距離を2メートル以上取らなければいけないという決まりがあります。

プロパンガスは引火性が高いため、「火気」と呼ばれる火を発生させるものから遠ざけて設置させる必要があります。

これは液化石油ガス法と呼ばれるプロパンガスの法律で決められていることです。

火気に該当するもの

そもそも「火気」とは何を指しているのでしょうか。

これは火そのものであるのと、燃焼機器であるボイラーやストーブの火等、直接裸火をもつ物です。
また、電気製品でも火花が出るような機器320℃を超える高温になるようなものは火気とみなされることもあります。

プロパンガスカバーの重要性

プロパンガスボンベを設置する際、先程述べた火気が近くにある場合はどのようにすれば良いでしょうか。

通常は、ガスボンベと火気を離すためにガス供給設備の移設をすることで、距離を取ります。
とはいえ、場所や建物の構造上で移設そのものが難しいケースもあります。

そんなときに、プロパンガスのガスボンベカバーが活躍します。
ガスボンベと火気の間に隔離パネルを設置し、火気からの距離を取っているとみなすことができるのです。
隔離パネルをカバーとして使用し、設置基準を満たすことができます。

直射日光からも守る

ガスボンベ内は冷却されたプロパンやブタンが液体となって充填されているため、直射日光にさらされるとボンベ内の温度が上昇します。
それにより、ガスボンベ内の冷却された液化ガスの温度が上昇し、液体から気体へと変化していきます。
その結果、ガスボンベ内の圧力が上昇してしまい、ガス機器の故障の原因となってしまいます。

そこで、ガスボンベカバーを使用することで、ボンベ直射日光から守ることも可能です。

プロパンガスボンベの設置基準7つ

プロパンガスボンベの設置基準7つ

プロパンガスに関する法律について

プロパンガスに関する法律について

ガスボンベカバーの特徴

ガスボンベを火気や直射日光から守るものとして、カバーと隔離パネルの2タイプが存在します。

それぞれのカバーやパネルは、プロパンガス事業者にとっても保安面から重要なものとなるため、プロパンガス事業者が負担して設置してくれることがほとんどです。
設置にかかる施工は簡単にできます。

ボンベカバー

ボンベカバー

引用 矢崎エナジーシステム㈱:LPガス容器カバー

 

ガスボンベカバーはボンベを全体的に覆うような構造になっています。

以下のような特徴があります。

  • 直射日光からボンベを守りボンベ内圧の上昇を防ぐ
  • 風通しがよく腐敗を防ぐ
  • 組み立て式でワンタッチでの取り付けにより簡単に設置可能
  • 非常時の持ち運びも可能

ガスボンベカバーの価格帯は20,000~40,000円ほどです。

屋外の設置でも耐えられる条件でありながら、設置も簡単にできます。
設置希望されている方は、契約しているプロパンガス事業者へ詳細を問い合わせてみてください。

隔離パネル

ガスボンベ隔離パネル

隔離パネルには、ガスボンベ1本分のサイズのものから2本分の大きさのものまであります。
また、建物の外壁に合わせて色の種類が揃っていることも多いです。
価格帯は30,000~50,000円ほどのものがほとんどです。

さらに隔離パネルには、ガスボンベの設置基準を満たすための工夫が設けられたものもあります。
隔離パネルとガスボンベマットが一体になったものは、ガスボンベの腐食を防止するために、ガスボンベマットに勾配を設け、水が切れやすくなっているものです。

隔離パネルを設置希望されている方は、契約しているプロパンガス事業者へ詳細を問い合わせてみてください。

自然災害時の対処法は確認しておきましょう

日本においては地震や台風などの自然災害がつきものです。

万が一の際にプロパンガスは非常に役立つものですが、適切な対処をしておかなければ使用できなくなってしまうこともあります。
プロパンガスカバーも台風や強風時には事前の対処が必要です。

屋外設置の条件でも耐えられるものですが、設置が簡単であり持ち運びができるよう軽い素材でできていることを考えれば、強風で飛ばされてしまうことも十分考えられます。
また、集中豪雨などにより浸水が起きた場合、カバーやガスボンベそのものが流されてしまう可能性も十分あるのです。

これらを踏まえ、設置する業者や契約しているガス会社には、自然災害の際の対処法をしっかりと確認しておくことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

今日はプロパンガスボンベのカバーである隔離パネルについて紹介しました。

隔離パネルを使えば、比較的住宅が密集している都市でも設置スペースを気にせずにプロパンガスを設置することができます。

また、東日本大震災ではプロパンガスの復旧が都市ガスに比べ12日早かったという事例もあります。
それにより、災害に強いプロパンガスが最近になって注目されています。

プロパンガスの利用開始を希望の方はまちガスにお問い合わせください。
ご相談は無料です。

【まちガス】
TEL : 0120-984-667(フリーダイヤル)
営業時間 : 9:00~19:00(年中無休)
※ 対象者様:戸建所有者 / 物件オーナー / 店舗 / 事務所
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