一人暮らしを始めるための準備は、新生活への楽しみが広がるものです。
必需品である家電も最近は高機能でおしゃれなデザインが多く、こだわりを持って選べるもののひとつといえます。
ただ、本当に必要なのか、適切なサイズや機能など、実際に一人暮らしを始めてみないとわからないことも多いもの。
今日は一人暮らしで最低限そろえておきたい家電と、便利に生活したいときにおすすめのアイテムをご紹介します。
目次
一人暮らしで必要な家電5つ
家電量販店などで『必要家電パッケージ』としてセット販売されるほど、需要の高いものばかりです。
まずはこれらを「絶対に必要な家電」と「あったほうがいい家電」に分けて見ていきましょう。
絶対必要な家電3つ
使用頻度が高く、あることで生活の質が向上する家電からそろえていくとよいでしょう。
冷蔵庫
一人暮らしの初日から用意しておきたいのが冷蔵庫です。
100〜200Lほどの小さめサイズであれば、10,000円台後半〜30,000円台前半で購入できます。
自炊する方は、野菜や調味料、作り置きなども入れることを考えて、200~250Lの大きめの冷蔵庫がおすすめ。
電子レンジ
電子レンジも、初日から用意しておくと便利な家電です。
17L程度の小さいモノから30L以上の大きい容量のモノまであるため、よく作る料理や使い道に合わせて最適なモデルを選びましょう。
一人暮らしなら20Lほどの容量があると安心です。
最近は電子レンジだけで作る料理レシピも人気なので、上手に活用することで食費を抑えることも可能になります。
レンジ機能のみなら5,000〜7,000円程度、オーブン機能付きでも10,000〜20,000円台で購入できます。
洗濯機
洗濯機を置くペースがある物件なら、洗濯機も用意しましょう。
近所にコインランドリーがある場合でも、自宅で洗濯をしたほうがコストを抑えられます。
一人暮らしで使いやすい容量は4.5〜5.5kgで、20,000〜30,000円台で用意できます。
ドラム式洗濯機は高価ですが、乾燥までできるので干す手間がかからないので検討してみましょう。
あらかじめ設置する場所を測って購入する必要があります。
あったほうがいい家電2つ
家事や自炊をするために必要な家電は、以下の2つです。
炊飯器
食費を節約できる自炊に欠かせないのが炊飯器です。1〜3合炊きの小さめサイズなら、5,000〜7,000円程度で購入できます。
ちなみに、1合はお茶碗だと2杯程度の量。
一人暮らしであれば、3合炊きの炊飯器がおすすめです。
ご飯の味にこだわりたいのであれば5合炊き程度の高級モデルも検討してみてください。
炊飯器は煮込み料理やパン作りなどでも活用できるので、あると便利な家電です。
掃除機
こまめに掃除をするのであればフロアワイパーなどで代用可能ですが、きれい好きであれば用意しておきたいアイテムです。
一人暮らしの部屋であれば、場所を取らず手軽に使えるスティック型クリーナーが便利です。
コード付きの商品で5,000円程度、コードレス式でも10,000〜15,000円程度で購入が可能です。
引越し先の条件によって購入が必要になる家電
あらかじめ設置されている物件は多いですが、引越し先になければ自身で用意する必要があります。
照明器具
照明器具の有無は入居前に必ず確認しておきましょう。
最近は蛍光灯を別に購入する必要がないLED付きシーリングライトが多く出回っており、6畳用なら5,000円前後、8畳用なら7,000円前後で購入可能です。
エアコン
エアコンは季節によって価格の変動が大きいため、購入のタイミングもよく検討しましょう。
エアコンは新しいタイプのほうが省エネ設計にもなっているので、古いタイプのエアコンと比べると、月々の電気代で大きな差が出るので注意しましょう。
なお、6畳用なら40,000〜50,000円程度、8畳用なら50,000~60,000円程度で購入できます。
一人暮らしを便利にしてくれる家電
必要最低限の家電がそろえば一人暮らしを始められますが、予算にゆとりがあるなら、日々の生活を便利にしてくれる家電もそろえておきたいもの。
自身のライフスタイルに合わせて必要なものから入手すると、予算内で生活を整えやすくなります。
ドライヤー
ドライヤーは、髪の長い方には生活必需品ともいえる家電のひとつ。
安いものなら2,000〜3,000円程度、高性能なものなら10,000円程度で購入できます。
短時間で一気に乾かしたいなら、1000~1200Wで14m/秒以上のタイプがおすすめです。
ヘアケア機能を求めるなら、イオン発生機能付きのヘアドライヤーがおすすめです。
電気ケトル
短時間でお湯が沸く電気ケトルは、忙しい朝や小腹が空いてカップ麺などを食べたいときに重宝する家電です。
一人暮らしには1.2Lほどのサイズが使いやすいでしょう。4,000〜5,000円程度で入手できます。
オーブントースター
自炊をするなら、オーブントースターでパンを焼く・グラタンを作る・フライを温めるなどが簡単にできます。
2000~5000円程度で入手できるので、設置場所があれば購入しておきましょう。
アイロン
ワイシャツやブラウスを着用する機会が多いなら、スチーム付きアイロンを持っておくと便利です。ハンガーにかけたまま使用できるスチーマータイプはさっと使えるのでおすすめです。
コード付きなら2,000〜3,000円程度、コードレスなら3,000〜5,000円程度で購入できます。
テレビ
普段テレビを見る習慣がなくても、動画配信サービスなどの映画を大画面で観るといった楽しみ方ができます。
6畳以下の部屋なら29インチ以下、6~12畳程度の部屋なら32~49インチが目安です。
大きすぎると場所を取りすぎて家具の配置変更ができなくなったり、画面までの距離が近くて見づらいことがあるので、購入の際は慎重にサイズを選びましょう。
コーヒーメーカーやエスプレッソマシン
普段家でコーヒーを飲む人は、1台持っておくと重宝します。
コーヒーメーカーやエスプレッソマシンがあれば、こだわりのコーヒーで一息つく優雅な時間を演出できます。
自身で淹れる手間も省け、時間の節約にもなるでしょう。
ワイヤレスヘッドフォンやスマートスピーカー
映画や音楽を鑑賞する機会が多いなら、音質の良いワイヤレスヘッドフォンやスマートスピーカーを用意しましょう。
臨場感のあるサウンドで世界観を楽しめます。
空気清浄機
空気清浄機は、少し価格が高くなりますが、空気清浄機能+加湿機能が付いているタイプだと便利です。
また、抗菌フィルター・PM2.5対応のオプション機能があると安心です。
まとめ
いかがでしたか?
一人暮らしにおすすめしたい便利家電をたくさん紹介してきましたが、取り入れてみたいアイテムは見つかりましたか?
一人暮らしを快適に過ごすためにはインテリアの邪魔をしないデザイン性と、一つで機能性が高い便利家電の選び方が大切です。
便利家電を活用して、一人暮らし生活を楽しみましょう。