- 粗大ゴミは自治体によって処分費用が異なる
- 家電はリサイクル法により処分方法が定められている
- メリットとデメリットを踏まえて処分方法を決めること
引っ越をする時は荷造りや転居の手続きなどと同時に不用品の処分をしなければなりません。
粗大ごみの処分は計画的進めなければ、処分したいにも関わらず新居へ一緒に持っていくはめになったり、処分に高額な費用が必要になるという事態になりかねません。
そこで今日は引っ越しにおける粗大ゴミなどの不用品の処分方法についてご紹介します。
目次
粗大ゴミとはどのようなもの?
粗大ゴミは自治体によって粗大ゴミに該当するものや種類、処分方法は異なります。
そのため、どれが粗大ゴミに該当するのかに関してはお住まいの自治体のホームページなどで確認する必要があります。
「〇〇市 粗大ゴミ」などとインターネットで調べると出てきます。
一般的には30センチ以上の大きさのあるゴミを粗大ゴミとしていますが、各自治体によって異なります。
粗大ゴミとして捨てられないものがある
ただし、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの4品目は粗大ゴミとして処分することができません。
これらは家電リサイクル法によって処分方法が決められています。
以下の方法で処分することができます。
- お住まいの地域の市区町村へ問い合わせる
- 家電量販店などで同品目の製品を買うときに、店頭で引き取りを依頼する
- 指定の場所へ自分で持ち込む
リサイクル処分に必要な料金はメーカーや処理所によって変わるので、事前に確認しておきましょう。
粗大ゴミの処分方法6つ
粗大ゴミの代表的な処分方法は以下の6つです。
それぞれのメリットやデメリットがあるので、それらを踏まえて不用品の処分方法を検討しましょう。
処分方法① 自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する
最も一般的な処分方法は、お住まいの地域の自治体に回収を依頼する方法です。
自治体の回収サービスを利用するメリットとしては、基本的にすべて回収することができる点です。
また、不用品回収業者に依頼するよりも安く処分できます。
しかし、回収する日時が指定されるため、処分を急いでいる場合はすぐに処理できないことがデメリットと言えます。
また、回収場所(建物の1階など)は決まっているため不用品が大型で重い場合は運ぶのが大変です。
自治体の回収サービスを利用する場合は、電話やインターネットでお住まいの地域の自治体へ連絡し不用品回収を依頼します。
その後、地域のコンビニやスーパーなどで「粗大ゴミ処理券」を購入し、処分したい不用品に指定された枚数を貼り付けて、指定日時に引き取り場所まで運びます。
処理にかかる費用や品目については、お住まいの地域の自治体のホームページで確認しましょう。
メリット
回収費用が安い
デメリット
申し込みから回収日まで日にちがかかることがある
回収場所まで運ばなければいけない
処分方法② リサイクルショップに売る
近くにリサイクルショップがある場合は、不用品を持ち込めば買取をしてくれます。
リサイクルショップによっては出張買取サービスもあるので、自分の好きなタイミングで処分することができます。
不用品でも、処分費用がかからない、少額でもお金になるという点はメリットです。
ただし、あまりにも古いものや市場価値のないものは買い取ってもらえないことがあるので注意しましょう。
リサイクルショップに査定を依頼する際は、できるだけ品物をきれいにしておくと買取価格が上る可能性があります。
メリット
少額ではあるけれど、お金になる
好きなタイミングで引き取ってもらえる
デメリット
古すぎるものや市場価値のないものは引き取ってもらえない
処分方法③ オークションサイトで売る
オークションサイトやフリマサイトを活用することで、不用品を中古品として売ることができます。
買取に比べて高く売れるケースがあるのでおすすめです。
ただし、いつ売れるかがわからないことや、出品や配送手続きに手間がかかることがデメリットです。
引っ越しにともなう処分で出品を考えている場合は、なるべく早めに出品したりスタートの金額を低くしたりすると売れやすくなります。
メリット
高値で売れる可能性がある
デメリット
梱包や発送に手間がかかる
処分方法④ 不用品回収業者に依頼する
不用品の処分を急ぐ場合は、回収業者に依頼することもおすすめです。
連絡すればすぐに引き取りをしてくれることや、ほとんどの物を回収してくれます。
また、軽トラックに不用品載せ放題というサービスもあるので利用してみましょう。
しかし、自治体の処分サービスに比べて処分費用が割高であったり、買取ではないためお金にはならない点に注意が必要です。
メリット
すぐに玄関まで引き取りに来てくれる
デメリット
処分費用が高額になることがある
処分方法⑤ 使ってくれる友人に譲る
もし周りの友人や知人で使いたい人がいれば、そのまま譲ることもできます。
ただし、友人や知人によって渡せるものが選ばれたり、相手が見つからないと手元に残ってしまうこともあります。
メリット
使ってもらえるという安心感がある
デメリット
運ぶ手間がかかる
気に入ってもらえなければゴミになる
処分方法⑥ 引っ越し業者に回収を依頼する
引っ越し業者も不用品処分をしてくれます。
メリットとしては、引っ越し当日に処分することができるため、とても便利です。
ただし、引っ越し業者が対応していないことがあったり、依頼できたとしても割高になってしまうことがあります。
メリット
引っ越し当日に処分できる
運ぶ手間がない
デメリット
処分費用が高額
まとめ
いかがでしたか?
今日は引っ越しにおける粗大ゴミや不用品の処分方法について紹介しました。
引っ越しでは計画的に不用品を処分しないと間に合わなかったり、余計な費用がかかってしまうことがあるため、早めに対策を考えて進めましょう。